ネム(NEM/XEM)が高騰!ネム・カタパルト解説!
本日、ネム(NEM/XEM)が高騰
本日、ネム(XEM/NEM)が20%ほど高騰しました。
高騰といっても、最近20円を切っていたので
高値更新とかではないですが、短時間で一気に伸びました。
CC(コインチェック)では19.5円ぐらいから一気に25円近くまで伸びました。
この高騰原因としてtwitterで発表された材料からでした。
テックビューロがブロックチェーン製品『mijin』の新バージョン『2.0 Catapult』のクローズドβテストプログラムを開始 | mijin https://t.co/yc2EQzmO6E
— mijin (@mijin_io) 2017年11月5日
mijinでのカタパルト実装実験が開始されたという発表です。
カタパルトが一歩前進したという好材料です。
20円以下は買いをおすすめしていたので良かったです!
しかし、ネム(NEM/XEM)って?カタパルトって?
という方はいると思います。
これを期に、ネムについて知ってもらうため簡単にご説明いたします。
ネム(NEM/XEM)とは?
XEM(ゼム)は、今年急成長した仮想通貨の一つです。
XEMは、騒がれているビットコインの問題点なども解決し
新たな経済革命を起こすことを目的として作られたもので、
New Economy Movement(新しい経済運動)の略です。
平等、分散化などを理念としています。
XEMとNEMの違いは、
NEMがプロジェクト名でXEMが仮想通貨単位名です。
イーサリアムで言えば、イーサリアムはプロジェクト名で、
イーサ(ETH)が仮想通貨単位名という感じです。
ネムも仮想通貨の名前として定着してしまっているようで、
ネムが高騰した!などと使う人が多いです。
2017年11月6日現在では世界で8位の市場規模を誇っています。
utopianfutureというハンドルネームの人物により、2015年3月31日に公開されました。
まだ生まれて3年経ってないという感じですね。
開発当初、日本人も参加していたことで日本でも知名度を上げました。
ネム(NEM/XEM)の特徴
1.XEM(ゼム・ネム)には新規の通貨発行がない
発行量は8,999,999,999XEMで、約1,600人の投資家に均等に分けられています。
要するにいま世界に存在するXEMはこの先増えることはありません。
発行時に上限が決められているのはXEMだけではありません。
ビットコインも上限が決められています。
2140年ごろにすべて発行を終えると計算されています。
しかし、XEMは発行と同時に上限まで発行されているのです。
なので新規発行されXEMの発行数が増えることはありません。
2.ハーベスト(収穫)
XEMには、ビットコインで言うマイニングの
「ハーベスト」というシステムがビットコインと違う大きな特徴です。
ブックチェーン、マイニングについては別記事を御覧ください
ビットコインのマイニングの仕組みは、Proof of Work(仕事の証明)POWといい、
要するに頑張った人はがんばった分だけ貰えるということです。
別記事にも書きましたが、マイニング(取引の承認作業)する上での電力が安い中国が
圧倒的に力を持っていて、スーパーコンピュータが必要になってきたなど偏りが生じてしまいます。
それに比べ、XEMはProof of importance(重要度の証明)という仕組みです。
重要度というのは、NEMのネットワークにおける重要度で、
言い換えれば貢献度とも言えるでしょう。
どのくらいNEMネットワークに貢献しているのかは、保有量で貢献度が分かります。
「重要度→貢献度=保有量」
となり、ある程度保有している人であれば誰でもマイニングのように取引の承認権利が得られて、
報酬が得られるのです。
条件はいくつかありますが、
ビットコインのように超高性能なスーパーコンピュータなどは必要ありません。
最低30万円前後(10,000XEM)のお金があれば誰でも参加可能です。
XEMを所持しているだけで、承認係になることができ、報酬がもらえ
通貨の収穫というこで「ハーベスト」と言われているのです。
NEM(ネム/プロジェクト名)の平等や、分散化という理念を象徴している
システムだと言えると思います。
3.XEM(ゼム・ネム)のセキュリティーの高さ
注目される1つがセキュリティーの高さです。
ハーベスティングによる報酬が少なくなるため、ネムのシステムから信用が低いと評価されれば、ユーザーは信用を高めることに努めます。
悪意がユーザーはネットワークから切り離すこともできるので、悪質なユーザーを根絶することもできます。
ネムユーザーみんなが警備隊となりセキュリティを高めることが出来るのです。
4.送金性能
送金性能はいまのビットコインで一番問題になっている部分です。
別記事でも書きましたが、ビットコインの一つのブロックの生成時間は10分です。
XEMのブロック生成間隔は1分です。
一度送金してみるとよくわかりますが、承認スピードに驚きます。
XEMの送金にかかる手数料(ハーベストの報酬の一部)は
10,000XEMあたり0.05XEM(上限:1.25XEM)
ビットコインなどと比べても驚きの安さです。
低コストで安定性抜群、セキュリティも高いのがネム(XEM/NEM)
カタパルトとは
ビットコインや、イーサリアムなどがハードフォークを繰り返し成長していってますが、
XEMも激しい仮想通貨市場を乗り切るためにアップデートを行って成長しています。
その中で注目されている大型アップデートが
「カタパルト」という名称です!
カタパルトの凄さ
大型アップデートでどこが良くなるのか。
その内容が凄まじいので多くの人が期待しています。
その一番注目されているのが、処理能力の向上です!
このカタパルトの実装により、
毎秒4000件以上の処理能力を発揮できることが
実験により明らかになっています。
世界で当たり前になっているクレジットカードのVISAのシステムで
「平均4000~6000件/秒」の処理能力だそうです。
実験の段階で、当たり前に使われているサービス並の処理速度を
XEMは手に入れようとしているのです。
送金渋滞が問題になっているビットコインや有名コインと比べても圧倒的です。
・ビットコイン(BTC) Segwitアップデート後で 14件/秒
・イーサリアム(ETH) 15件/秒
・リップル(XRP) 1500件/秒
となります。
処理速度が速いとされているリップルでさえも圧倒してしまう速さです。
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mijinとは
ネムやカタパルトとなると冒頭でも出てきましたが「mijin」とは
ネムを語る上でははずせないものです。
日本の仮想通貨取引所Zaifの運営会社「テックビューロ」が
開発するプライベートブロックチェーンが「mijin」です。
要するに
NEM:世界中の人、一般人が利用
mijin:企業などがサービス・システム構築などに利用
といった感じです。
mijinの導入により企業はプライベート的な経済システムを比較的簡単に導入、構築することができるのです。
わかりやすい公式動画を紹介しておきます。
今回のニュース
長くなりましたが今回のニュースはなんだったのか。
それは、mijinがカタパルトの実装実験(βテスト)を本格的に開始したというニュースなのです。
カタパルトのすごさなどは明らかになっていましたが、いまいち進展がなかったのが現状でした。
しかし、しっかりと前進しており実装自体もそう遠くはないという期待から
XEMが高騰したと思われます。
今後の予想
XEMはmijinのこともあり、日本発信で価格が動いていくこともあり、
取引する上で日本にいるのはかなり有利になります。
25円近くまでいき、いまは20円の上をただよっている感じです。
20円を下回るとまた18円あたりまで行く可能性はありますが、
23.4円あたりを上に抜けてくると25円目指して突き抜けてくると思います。
ビットコインのハードフォーク問題で荒れていますが、
今後のカタパルト情報にも注目です!
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